2014/01/08

「サントニーニョ教会/マゼラクロス」

皆様こんにちは。


まだまだお正月ムードの続くセブ。


年中常夏のセブでの年越しは、早いもので今年で2回目となりました。



何が面白いって、こちらでは2月に入ってもまだ
Happy New Year」の挨拶が飛び交うという…

何故にそんなにも引っ張るのか… 本当に愉快な人達です。




常夏のリゾート地として知られるここセブ島。

今回はセブ島にある観光名所の中から、必ずガイドブックなどにも載っている

Santo Nino Basilica(サントニーニョ教会)
Magellan's Cross(マゼラン・クロス)」

についてご紹介させていただきたいと思います。







それでは早速…








Magellan's Cross(マゼラン・クロス)」






世界で初めて太平洋を横断したポルトガル人、冒険家マゼラン。
(正確には残された艦隊、マゼランはラプラプ王との戦いにより戦死しました。)
1521年にフィリピンに上陸した時に、こちらの大きな十字架が建てられました。



時が経ち、いつしかこの十字架は「万病に効く」と言われるようになり
人々が十字架を削り持ち帰るようになりました。

十字架の守るため、1834年にこちらの八角堂を建造。

現在では全壊を防ぐため、十字架は木のカバーで覆われています。

堂の天井には十字架製作時の様子が色鮮やかに描かれています。





そして、こちらのマゼラン・クロスから徒歩一分のところにある



Santo Nino Basilica(サントニーニョ教会)


1565年に、スペイン初代総督レガスピによって造られたフィリピン最古の教会


上記のマゼラン・クロス同様マゼラン上陸の際、当時の地元の領主ラジャ・フマボンと
その王妃等400人ほどの住民がこちらでキリスト教の洗礼を受けたと言われています。
その際、王妃にサント・ニーニョ像が贈られました。



「サントニーニョ」とは幼き日のイエス・キリストの呼び名であり、
こちらのサントニーニョ教会の中に保管されています。

警備が厳しく写真撮影はできませんのでご注意ください。


数々の災害や戦争時にも無傷だったことから、人々はこの象を「奇跡の守護神」として崇拝するようになりました。

各家庭やお店はもちろん、セブでタクシーやジプニーに乗ると運転席の近くには必ずこのサントニーニョ像が置いてあります。



日曜日に行われるミサには、毎週たくさんの人が。



私がセブに移住して間もない頃、縁あってセブの歴史を学ぶ機会がありました。

最初は「えーセブまで来て勉強かよ!」なんてブーブー言っていたのですが、
知れば知るほど面白くて気づけば「セブの歴史」に纏わる本まで購入していたり…。
(日本にお住まいの外国人の方達が、とても日本史に詳しいのが少しわかったような。)

私がこちらを訪れたのはセブの歴史を知った後だったので、一つ一つとても感慨深く拝見することができました。






  サントニーニョ教会敷地内では、風船が売らてれおり
願い事を書いた紙を付けて飛ばすと願いが叶うと言われています。
  (ほとんど子供へのお土産となっていますが)




赤いロウソクに灯をともして、お願い事をする場所。





フィリピンの歴史を感じる事が出来るマゼラン・クロスとサント・ニーニョ教会。


セブに来られた際には、是非皆さんも行かれてみてはみてはいかがでしょうか?




                            To be continued............♪

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